ベトナムのホテル事情とダラットでのホテルの選び方を説明します!

みなさん、こんにちは!
青年海外協力隊の三好です。
ダラット旅行に適したホテル情報を紹介します。
ダラットは高原地帯という特殊な観光地であり、通常のベトナム旅行とはホテルスタイルやサービスがやや異なります。
この記事では、ベトナムにあるホテルの基本知識とダラットのホテルの特徴を解説します。この記事を読むことで、ベトナム・ダラット旅行の予習をすることができます。
ベトナムのホテル事情
ベトナムのホテルに宿泊する際は、日本との違いを理解する必要があります。ベトナムでは、独自の料金システムや日本にはないチップ文化、東南アジア特有のトイレ事情などがあります。ベトナムのホテルに宿泊する際に気を付けるポイントを解説します。
連休料金
日本でも連休価格はありますが、ベトナムの連休価格はさらに料金が高騰します。ベトナムのお正月などの連休は料金価格が二倍や三倍になります。
ベトナムでは、旧暦に基づいた旧正月を『テト』と呼び、通常の12月末のお正月とは別にベトナム独自のお正月が存在します。具体的には下記の連休期間に宿泊料金が高騰します(年度によって日付が異なります。)
〇1月後半から2月にかけてベトナムの旧正月期間(7連休程度)
〇4月30日の南部開放記念日(4連休程度)
〇9月2日の建国記念日(2連休程度)
チップ文化
ベトナムにはチップ文化があり、日本人にとってはわかりにくいシステムです。
チップは、”サービスしてくれてありがとう!”という”ほんの気持ち“で渡すと良いと言われています。チップを前提に従業員の給料が低く抑えられ、お客さん自身が受けたサービス料(チップ)を払うという習慣が背景にあります。
チップを渡す場所はホテルやレストラン・ツアー・タクシーなど。
チップの基準は、20,000vnd~(100円)からが基準となっています。
※20,000vnd以下の場合は、いらないお金を渡されたと思い、怒らせてしまう場合があります。
最後に、高級ホテルやレストランの場合は、チップ込みの値段が表示されることも多いです。領収書などに”Tip include“や”Service charge“と書いてある場合は二重にお金を払うことになります。
私個人は、帰国前に残ったお金やタクシーなどを利用した時に余ったおつりなどをチップ代わりに使っています。ホテルなどでは、枕の下にお金を置いておこがましくないようにしている時もあります。
ベトナムのトイレ事情
ベトナムではトイレットペーパを流せないという事情があります。その背景として、排水設備がトイレットペーパーに対応できずに詰まってしまうことが原因にあります。ベトナムに限らず、東南アジア全般にいうことができます。
水に流す代わりに便座近くのゴミ箱を利用します。ゴミ箱に使用済みのトイレットペーパーを捨てて対処します。日本人として初めは戸惑いますが、ベトナムに住めば慣れていきます。
ホテル選びするサイト
いまでは、個人旅行でホテルや飛行機を予約することが普通になりました。ベトナム旅行でホテル予約のコツを解説します。大手サイトでは日本語版も多く、ホテルの色んな情報を調べることができます。
おすすめの方法は、各サイトを比較して決めることです。
下記の方法は自分がベトナムのホテルを予約する際に行っている手順になります。
①一つのサイトで予算や日程などの条件を絞りながら、候補のホテルを探します。
②グーグルマップで候補のホテルを調べ、各ホテルの料金を比較します。(マップで比較できます)
③比較して安いサイトでホテルを予約します。
※各サイト独自のポイントもあるので、同じサイトを使い続けることで特典をさらにうけることができます。
〇エクスペディア(飛行機とホテルサイト)
飛行機やホテル・ツアーなど合わせて予約したい時は、エクスペディアがおすすめです。エキスペディアは旅行の総合サイトみたいなもので、何でも予約することができます。エクスペディアでは飛行機を予約しても飛行機マイルを登録することもできます。
〇アゴダ(ホテルサイト)
実は、ホテルサイトのアゴダとbooking.comは、同じグループです。アゴダでは、各飛行機会社のマイルと連携していることが多く、飛行機のマイルをためたい方はおすすめです。
アゴダの特徴として、アジア圏中心に多く展開しており、料金表示は、税金・サービス料別になっているので、予約確定前料金をしっかりと確認する必要があります。
〇booking.com (ホテルサイト)
Booking.comはよくセールをしているので、他のサイトよりも安く抑えたいという方はおすすめです。Booking.comの特徴は、欧州中心に多く展開しており、料金表示は税金・サービス料込みで表示されています。
〇Airbnb(民泊サイト)
ホテルではなく、ホームステイや素泊まり希望の方はおすすめです。民泊の特徴は予算にあわせて、一軒家やヴィラなども予約できるので、自由なホテル選びをすることができます。
民泊施設は、台所付きのお部屋も多くあるので、旅行中に自炊したい方などにも適している施設です。
ダラットで選ぶホテルスタイル
ダラットの特徴は、フランスが開拓した避暑地の高原リゾートです。
ダラットには多くのコロニアル建築のヴィラやコテージなどがあり、悩むことがあります。そこで、ヴィラやゲストハウス、ゴルフパッケージ付きのホテルなどを紹介します!
ヴィラスタイル

4人以上のグループや家族連れには、ヴィラがおすすめです。ベトナムのホテル価格は人数チャージではなく、お部屋チャージになります。
何人宿泊しようとお部屋の一泊料金になるので人数が多ければ、比較的安い料金で宿泊することもできます。
ゲストハウス

大人数で安く抑えたい場合は、大人数の部屋を借りることも選択肢の一つです。同性同士の旅行や学生旅行、一人旅にもおすすめです。ゲストハウスでは格安の宿泊料金のため、シャンプーなどのアメニティ類がない場合もあります。その際は旅行前に準備や現地調達が必要になります。
ゴルフパッケージでのホテル宿泊

ダラット近郊には3つのゴルフ場があり、ゴルフ目的でダラットを訪れる人も多いです。そういった方には、ゴルフパッケージがおすすめです。ゴルフパッケージを利用することで価格を抑える以外に、空港送迎やゴルフ場送迎なども特典としてついてくるのでお勧めのプランです。
ゴルフパッケージの詳細は、下記をご参考にください。
>【ダラットのゴルフ場3選】ベトナムでゴルフをするならダラット!
ダラットのホテルサービス
涼しい気候の高原地帯にあるダラットホテルの独自サービスを紹介します。
ダラットにあるホテルの特徴は、部屋にはエアコンがなく、お部屋に暖かい布団が用意されていたり、温かいお湯がしっかりと出たりなどがあります。ダラット旅行には暖かい服や寝巻なども必須です!
空港送迎サービス

ダラットのリエンクオン空港は、ダラット市中心から約30kmほど離れており、移動手段が必要となります。各ホテルには、空港送迎サービスをしていることも多く、ホテル予約時に空港送迎サービスを受け付けてくれます。安心してホテルまで移動できるのでお勧めのサービスです。
なるべく旅行価格を抑えたい方には下記のシャトルバスがおすすめです。
>ダラットへの行き方を解説!長距離バスと空港シャトルバスの流れを説明します。
バイクレンタルやシャトルバス
ダラットのホテルは、市内中心エリア(ダラット市場周辺)とリゾートホテルが多く立ち並ぶトゥエンラム湖エリアに分かれています。
やや中心から遠いトゥエンラム湖エリアのホテルでは、ダラット中心を結ぶシャトルバスサービスがあり、宿泊客が利用できるようになっています。市内の喧騒から離れゆっくりしたい方にはリゾートエリアがおすすめです。
各ホテルにはバイクレンタルサービスもあり、宿泊客が利用することができます。ベトナム人観光客の多くはこのバイクレンタルを旅行の移動手段にしています。外国人観光客にとってバイクを運転するのはハードルが高いこともあるので、シャトルバスやタクシーで移動する人も多いです。
ツアーデスク
ダラットは国内有数の観光地であり、多くのホテルにツアーデスクがあります。最近はダラットにも多くの英語ツアーがあり、外国人観光客がよく利用しています。現地についてから、ツアーデスクでツアーを頼むことも一つの醍醐味です。
以上でダラットのホテル事情の紹介を終わります。ダラットのホテル紹介はいかがだったでしょうか!5つ星ホテル4選もご参考にください!