ダラットのワイナリー見学!?ラドフーズ・ワイン工場をレポートします!


お酒強いかと聞かれると答えに困るけど、お酒は好きな三好です。ベトナムの飲みの席ではビールばかり飲まされているので、別のお酒に挑戦しに、ダラットで有名なワイン工場に行ってきました!
ダラットのワイナリーとは
ダラットとは、ベトナムの高原地帯にある都市です。ベトナムの中で、ダラットはワインの産地として有名です。ベトナムは、暑いイメージがありますが、ダラットの気候は地中海のような涼しい環境です。つまり、ワイン造りに最適な土地です。
ラドフーズ(LADOFOODS)とは
ラムドン食品株式会社(略称:ラドフーズ)とは、1976年にフランス統治時代のワイン工場、『ラファロワイナリー』を受け継いで設立されたワインメーカーです。ブドウ農園を25ヘクタール所有し、ダラットに5ヘクタールのワイン工場を所有しています。ハノイ、ホーチミン、ダラットにワインのショールームを保有しています。
- ワイン工場 5ヘクタール=東京ドーム1個分
- ブドウ農園 25ヘクタール=東京ドーム5個分
ベトナム国内の数多くのレストランがラドフーズのワインを採用し、日本にもワインを輸出しています。日本でもラドフーズが作ったダラットワインやシャトーワインを味わえます。ベトナムのスーパーなどでも売っているのでお土産としても重宝されています。
ラドフーズのワイナリーとは
ダラットには、2019年9月にできた新しい地下ワイナリーとショールームがあります。今回、ワイナリー見学するのもこちらの施設です。地下ワイナリーを入れた4階建ての建物となっています。
ワイナリーとは、【Hầm vang 】といいます。
Hầm(ハム)は『トンネル』であり、 vang (バーン)は、『ワイン』 という意味です。
直訳すると『ワイントンネル』ですね!
ワイナリーには、女性向けのサングリアや子供向けのノンアルコールのスパーリングジュースなども用意されています。未成年の子供がいても大丈夫です。家族連れでも一緒に楽しめる場所となっています。
こちらはラドフーズさん提供のプロモーションビデオです。
ワイナリーへのアクセス
· バス ダラットーチャンムハン< Trạm Hành>行き 片道4万5千ドン(200円)
· タクシー 片道約20万ドン(1,000円)
ワイナリーは、ダラット市内から約40分ほどの郊外にあります。元々郊外に広大な敷地にワイン工場を建てた場所に見学できるワイナリーを追加したことから、利便性は悪い場所となります。ワイナリーは、送迎サービスは行っていないため、自力で行くしかありません。
タクシーで行く際は、下記のグーグル地図を見せることをおすすめします。
名前:Hầm Vang Đà Lạt (LADOFOODS)
住所:Phát Chi, Thành phố Đà Lạt, Lâm Đồng
Grab上では、ワイナリーが登録されておらず、一番近い雑貨屋を登録ください。雑貨屋手前の分かれ道を左に行くとワイナリーのゲートが見えてきます。
ワイナリーの入場料
入場料は、基本コースと高級コースに分かれています。ワイナリーで試飲できる4種類です。(3種類のワインとブドウジュース)
◎基本コース
料金:5万ドン(約250円)
内容;ワイナリー見学とワイン1杯の試飲
◎高級コース
料金:10万ドン(約500円)
内容:ワイナリー見学とワイン3杯の試飲とお菓子
注意事項:
1.2m以下のお子様は無料
高級コースでは3種類のワインが試飲することができ、その種類はダラットワイン、シャトーワイン、サングリアです。ブドウジュースは未成年者や妊婦さん向けのノンアルコールとなっています。
ワイナリーの所要時間
ワイナリーの所要時間は、約1時間から1時間半です。ワイナリー見学からショールーム、テイスティングルームでのワイン説明など含めると、約1時間半ほどになります。ダラット市内の往復を考えると3時間から3時間半を余裕もって予定を立てたほうがよさそうです。
見学の流れ
①ワイナリーに到着
ダラットの入り口は大きなワインには、20,000㎖(20ℓ) 13% 2017年代と書いてあります。
こういう遊び心のオブジェクトがまた面白い所ですっ!
こちらがワイン工場の地図です。ワイナリー、ショールーム、テスティングルームが書いてあります。左下のエリアがワイナリーの観光エリアとなっています。
②入口の記念撮影
ワインナリーは、葉っぱの円形状をイメージした地下を入れた4階建ての建物になっており。建物の屋上に移動し、ワインを楽しめたり、景色を眺めることができます。
③地下ワイナリーへ
初めに地下ワイナリーに案内してもらいました。
地下ワイナリーは、2,000ℓから50,000ℓまでの容量を持つ150個以上のワイン発酵タンクがあります。国内外の市場に輸出されるラドフーズのワインを毎年400万本以上生産する場所です。
常に温度を16~18℃の範囲に維持しており、 湿度温度計によって湿度を厳密に制御されます。 照明や温度管理もワインの保存するための特殊な設備になっています。
④1階のショールームへ
ショールームは、様々なワインの種類が展示されており、実際に買うことができるようになっています。ダラットワインやシャトーワインに加え、サングリアやスパークリングジュースなどもあります。ワイン選びには日本語のパンフレットで説明書きをご活用ください。
⑤2階のテイスティングルームへ
テイスティングルームでは、ワイン製造の様子をビデオ上映してくれます。衛生管理上、ワイン工場に立ち入ることはできませんが、ビデオを通して、ワイン造りをお楽しみください。

ワイナリーの案内全てをランさんに担当してもらいました。ランさんは元々ダラットの英語ツアーのガイドさんの経歴があり、英語も堪能ですし、気遣いも素晴らしいガイドさんでした。
ワイナリーを代表するダラットワイン(右)とシャトーワイン(左)の試飲をしました。
ダラットワインの特徴:カーディナルグレープ(人気のある食用グレープ)から作られ、マルベリー(マルベリー)と他のワイングレープの品種(少量)が混合されているそうです。
シャトーワインの特徴:100%ブドウ品種から作られ、他の果物は混合されていません。 カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シラーズ(赤ワイン)、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン(白ワイン)の5種類のブドウが作られているそうです。
実際に飲んでみました!
ダラットワイン:フルーティな香りで、味はさっぱりとした薄い味のワインの味がしました。
シャトーワイン:ブドウの本来持ついい香りで、味はダラットワインよりも少し酸味が増して深い味わいがしました。
※個人的な感想です!興味がある方はぜひ、ワイナリーにお越しくださいませ!
ワイナリー見学の魅力
異国地で、ワイナリー見学できるのはなかなかない経験です。ダラットに来たのであれば、もう少し足を伸ばしてワイナリーに来てみてはいかがですか。
ガイドさんは英語で意思疎通することができ、ワインの説明資料は、日本語と韓国語に対応しています。外国人でも親切に対応してくれるので、安心してワイナリー見学できます。
まとめ
今回は、ダラットのワイナリー見学に行きました。ワインも素晴らしかったですし、綺麗な設備、ツアーガイドさんの説明、ワインの試飲など十分すぎるほどのいい体験でした。やや郊外にある施設ですが、訪れる価値がある場所です!ダラット旅行でラドフーズワイナリーでワインの見学と試飲ツアーはいかがでしょうか。