【ダラット桜特集!】ベストシーズンに咲くダラットの桜とは
- 2021.06.28
- 旅行情報

みなさん、こんにちは!
青年海外協力隊の三好です。
ベトナムのダラットに桜を皆さんはご存じですか。
ダラットの冬から春にかけて、桜が咲き始めます。桜の季節は、雨が少なく、旅行もしやすい季節となります。ベトナムの桜の情報が少ないため、この記事では、ダラットに咲く桜の特徴と見所を紹介します。
ダラットの桜とは

ダラットの桜は、『ヒマラヤザクラ』というバラ科サクラ属です。自然に咲く野生種で、英語圏では、『Wild Himalayan Cherry』ベトナム語では、『Mai Anh Đào(マイアンダオ)』といいます。
ヒマラヤザクラは、1,200mから2,400mの高原地帯に咲く特徴を持ち、ヒマラヤが起源という説が有力です。
ダラットの桜は、赤い色に近いピンク色をしています。市内中心部では、まばらに桜が咲いており、ダラット市から北側のランビアン地方では、多くの桜が密集して咲いている様子がみれます。
桜の開花時期(1月~2月)

(引用 Nông nghiệp )
桜の開花時期は、1月~2月にかけてです。
ダラットでは、冬の時期から春の時期に移り替わる時期に桜が咲きます。ちょうどラベンダーの花も同じ時期に咲き始めるそうです。ただし、ダラットのエリアによって、開花時期が異なります。
ダラット市北側のランビアン地方の桜は、1月初めのお正月頃に開花します。その一方で、スアンフーン湖のダラット市内エリアでは、2月頃の旧正月のテト時期に開花することが多いです。
桜スポット

(引用 Nông nghiệp )
ダラットの桜は、自然に咲いていることが多く、幅広い場所で桜の木を見ることができます。日本のように、並木道に沿って咲いているわけではありませんが、点々と綺麗な桜を見れます。
桜スポットであるランビアン地方と市内中心であるスアンフーン湖を紹介します。ベトナムでは、桜の木は珍しく、ベトナムの中でもダラットの桜は有名です。
ランビアン地方

ランビアン地方には、多くの自然の桜が咲いています。その中でも有名なのが、『Mộng Đào Nguyên(Mong Dao Nguyen)』です。
12月中旬ごろから、ランビアン地方の桜が開花し初め、山麓を桜色に変えます。綺麗な景色が広がり、見る価値がある場所です。その中でもMong Dao Nguyenという場所は、桜スポットとして有名で多くのベトナム人観光客が立ち寄る場所です。
Mong Dao Nguyenという場所を訪れる際に、気を付ける点があります。それは、ダラット市内から遠く、移動コストが高い所です。
ダラット市内から約1時間(10kmの距離)にあり、ダラット市内からタクシーやバイク移動が必要です。Mong Dao Nguyenの入り口では、ランビアンのジープが待機しており、目的地までの3kmの距離を運んでくれます。
ジープの移動費はかかりますが、3kmの悪路の道のりは、すごく揺れてアトラクションみたい楽しかったです(*^-^*)
ジープの往復料金は、1人100,000vndとなります。(6人満席の場合)
6人席が埋まらなかった場合は、600,000vndを乗車人数で割る形となります。
※目的地付近の道路が整備されていない為、タクシーやバイクで行くのは困難です。
スアンフーン湖

(引用 Nông nghiệp )
スアンフーン湖は、全周約5kmあり、ちょうどほどよい散歩コースになっています。ダラット政府は、さらに桜を植え、市内を桜で彩ったり、観光客に桜を枝を折ったりしないように働きかけています。これから、さらにダラット市内で桜を見れるかもしれません!
ダラットの市内では、きれいな桜が咲いており、特にスアンフーン湖付近には、特に多くの桜が咲いています。ちょうどダラット市場とランビエン広場のあたりに桜が咲いているので徒歩で散歩できます。