ベトナムの農業観光体験(アグリツーリズム)なら、ダラット!【イチゴ狩りやコーヒー農園を紹介】

ベトナムの農業観光体験(アグリツーリズム)なら、ダラット!【イチゴ狩りやコーヒー農園を紹介】

みなさん、こんにちは!

青年海外協力隊の三好です。

ダラットのアグリツーリズムを紹介します。

ダラットでは、高地野菜のダラット野菜やいちご狩りが有名!実は、このイメージ戦略には、アグリツーリズムを宣伝したいという政府の戦略がありました。ダラット旅行では、アグリツーリズムにも注目ください!

この記事では、ダラットのアグリツーリズムや体験できる観光農園を紹介します。ダラット政府の方針に触れつつ、一味違ったダラット旅行を解説します。

ダラットのアグリツーリズムとは

アグリツーリズムとは、都市居住者などが農場や農村で休暇・余暇を過ごすことです。ラムドン省ダラット市が2017年から推し進めている観光スタイルで、【野菜栽培と観光】の二つの要素を合わせることで、さらなる観光客誘致を目指しています。

ラムドン省での知的財産

ラムドン省のいくつかの農産物は、地域の特産ブランドとして知られています。ダラットのランビアン高地で作られる野菜は、ダラット野菜と呼ばれ、新鮮でおいしいとホーチミンを始めベトナム全国で評判となっています。

他にもラムドン省の中では、ダラットで育てられた花やお茶、コーヒーなども商標をとり、ドンズオン地方のカイエンパイナップルカッティエン地方のお米高原地帯でつくられるラババナナなど商標を取った製品がベトナム国内で売られています。

ダラットブランド:高原がつくる奇跡

ラムドン省政府は、国内外にブランドを宣伝するために、固有ブランド“高原が作る奇跡を2017年に作りました。その対象は、ラムドン省にある野菜、花、アラビカ種コーヒー、農業観光です。

2020年現在ラムドン省では、34事業者がアグリツーリズム事業に関わっています。ベトナム国内では、ダラットの高地野菜は、ダラット野菜と認知され始めています。

他にもダラットのアラビカコーヒーは、日本のUCCコーヒーやスターバックスと取引し、原料を提供しています。多くの農家がビニールハウスを利用し、ハイテク農業やスマート農業を目指しています。

上記の動画は、ブランドを宣伝する為のプロモーション動画です。

物語の中では、一人の音楽家が音楽のヒントを得るためにダラットを訪れ、素晴らしい農産物や観光を体験する様子を描いています。

動画作成の目的として、絵の中から飛び出してきたような美しい景色、卓越した文化、親しみのある土地の人々、素晴らしい農産物(野菜、花、アラビカ種コーヒー)と農民たちとの触れ合い(アグリツーリズム)ができる場所を宣伝しています。

アグリツーリズムの課題

ダラット アグリツーリズム

ダラット政府がアグリツーリズムを3年前から促進しており、その成果として、ダラットブランドはベトナム国内に浸透し始めています。その一方で、受け入れ態勢が整っていないことや日本人を含む外国人にはまだ浸透していないのが課題です。

 

1、観光客受け入れの課題

観光客の受け入れには、お客さんの受け入れ体制の整備が必要です。観光農園の施設は、十分な駐車場や清潔なトイレの管理、道端の看板や各種サービスが整っておらず、まだ改善すべき点もあります。その解決策として政府のブランド認定を通して、集客や投資促進を図っています。

 

2、観光客受け入れの人材不足
観光農園では、観光客を出迎える受付や案内係などの人材が不足しています。その上、農産物の繁忙期には、観光客を案内している余裕はなく、施設が閉まってしまうという課題もあります。

 

その改善策には、政府が研修の機会を用意したり、農家にとって専門の従業員を雇う為の安定した観光収入が必要となります。

 

3、デジタル面での宣伝
グーグルマップの登録や各種SNS、動画での情報が少なく、観光客にとってどの場所で、何が体験できるのかという情報が伝わりにくい状態です。現状では口コミでの知名度向上を頼りにしている部分があります。

 

その解決策として、政府系の2つのサイトで、web上のニュース記事として、広報をしています。また、当ベトナム・ダラット観光通信ブログでも日本語でダラットの観光情報を日々発信しています。

体験できる3つの分野

①いちご狩りやキノコ狩りなどの体験

ダラット アグリツーリズム

ダラットの農業体験で一番人気は、いちご狩りです。

市内にはイチゴ農園はなく、ダラット郊外まで移動する必要があります。料金システムは、各事業者によって異なります。ダラットで一般的なのは、いちご狩りをした後、計測した採った分の料金を払い、いちごを食べるシステムです。

 

ダラットの日系イチゴ農園:Crate Star Vietnam

日本品種のイチゴを栽培し、いちご狩り体験にも対応しているクリエイトスターという会社がおすすめです。糖度16度以上の甘さに、ほどよい酸味も加わり日本人好みのイチゴが特徴です。

高品質のイチゴの話題は口伝で広がり、お客さんはダラット市内からもちろん、ホーチミンから多くの観光客が訪れます。

キノコ狩りは下記のページから見ることができます。

>人気沸騰中!?キノコ狩りができる観光地~ダラットキノコ村~

②コーヒー農園体験

ベトナム コーヒー農家
コーヒー農園の様子

ラムドン省を含む高原地帯では、アラビカ種やロブスタ種のコーヒーが有名です。特に1,000m以上の高原地帯という地の利を生かしたアラビカ種コーヒーが人気です。

ダラットのコーヒー農園観光は、コーヒー農家に事前予約するのが一般的です。コーヒー農園見学できる農家がいくつかある中の一つ、The Married Beansを紹介します。

 

コーヒー農園:The Married Beans

コーヒー農家、約60人により結成された会社です。コーヒーの収穫時期(10月-1月頃)限定で同社の農場を見学するツアーを受け付けています。

ダラットから車で約30分ほど場所にあるカウダット地区、ラクズーン地区にあるコーヒー農場へ。同社は、農家とはもちろん農作業に従事する地元のコホ族とも信頼関係を作り、独自の規定に基づく品質を維持しています。また、定期的にコーヒーに関するワークショップも開催しています。

③フラワービレッジ

ダラット アグリツーリズム

ダラットの花は、ブランドとしてベトナム国内に知られています。ダラット観光では、ダラットの豊かな花を見るのも一つの楽しみです。

ダラットには、政府公認の4つのフラワービレッジがあります。フラワービレッジでは、花の栽培を専門している伝統的な花の村です。その中から特に大きい3つのフラワービレッジハドン(Hà Đông)、タイフィエン(THÁI PHIÊN)、ヴァンタン( VẠN THÀNH)を紹介します。

ハドン(Hà Đông)は、一番初めに伝統工芸村として登録され、百合の栽培が有名です。80年以上の歴史をもち、無料で施設をみることができます。多くの観光客が写真を撮りにきたり、花のトレーダーが花を買い付けにきます。

ダラット アグリツーリズム
ハドンの花の村 引用https://bazantravel.com/

タイフィエン(THÁI PHIÊN)は、ダラット市の12区地区に位置する花の村です。ベトナムの旧正月とよばれるテトの時には、多くの花がタイフィエン村を彩ります。

写真を撮る観光客だけなく、農業を専門とする学生や農業メーカーのスタッフが視察にくることもしばしば。

タイフィエン村のスタッフは政府のサポートを受け、観光客に花の説明ができるように十分なトレーニングをうけています。

ダラット アグリツーリズム
タイフィエンの花の村 引用https://justfly.vn/

最後に、ヴァンタン( VẠN THÀNH)は、ダラット市内の80%にあたるバラを育てている場所となります。ヴァンタンには、切り花の生産を専門とする300近くの農家があり、花の総栽培面積は200haを超えています。

ダラット アグリツーリズム
ヴァンタンの花の村 引用https://innotour.vn/