【ダラット完全網羅】ダラット在住が旅行情報の全てを伝えます!

みなさん　こんにちは！

突然ですが、ダラットはどんな所だと思いますか。

ベトナムの避暑地!!　高原地帯にある都市!!　湖がある街など色んなことをイメージできる都市ですが、その街の様子について、ベトナムに住みながら、ラムドン省観光促進局配属している三好が紹介します。

ダラットに住みながら、ダラット観光ブログを運営し、日本人向けに旅行情報を情報発信しています。ダラットの概要から、お土産や気候、観光地など広く浅く紹介していきます。各リンク詳細記事をご参考にください！

ラムドン省ダラット市とは

ダラットといえば、ベトナムの軽井沢と呼ばれている高原地帯の街です。永遠の春の街と呼ばれ、国内外の旅行客に愛されている人気観光地です。山のリゾートとダラットはイメージされ、ビーチリゾート合わせて旅行される方も多いです。

ダラット市が所属するラムドン省とは、ベトナム58省の内の1つの省です。ラムドン省には、州都ダラット市、第二の都市バオロック市が有名です。

ダラットの歴史

1893年フランス人医師アレクサンドル・イェルサン博士が未踏の地であった中部高原地域のランビアン山を発見したことがきっかけです。少数民族の居住地だったダラットは、フランス人によって避暑地といて開拓されました。

こちらは開拓者の名前をつけたイェルサン公園と人物像です。イェルサンはベトナム国内で道の名前や公園の名前になっており、ベトナムでは偉人として尊敬されています。イェルサンは、ペスト菌の発見、マラリアの特効薬開発に貢献したことで2013年に名誉国民の称号を贈呈されています。

主要都市比較の年間気温とおすすめの服装<乾季と雨季>

ダラットは主要都市に比べて、涼しいのが数字をみてもわかります。各都市を比べると、ホーチミン市より10℃、ハノイ市より6℃程度年間を通して、涼しい場所と言えます。

参照：wikipedia

ダラットは熱帯地方にあるベトナム南部に属し、雨季と乾季に分かれる気候が特徴です。1,500mの高原にあるダラットは、1年を通して涼しい気候ですが、太陽がでる日中は半袖で過ごすことができ、太陽が沈む夜は長袖+羽織るものが必要なほどの気温差があります。

ダラットは、基本的に涼しい気候なので旅行の服装も気を付けないといけません。ダラットの気候は、雨季と乾季に分かれます。雨季は、5月から11月まで続き、乾季は、12月から4月までとなります。雨季の傾向は、『午前中は晴れ、午後から雨、夕方から晴れる』という気候が主となります。ダラット旅行には傘やレインコートの準備は必須となります。雨季のシーズンは朝晩が冷え込むので、上着や温かい寝巻の服装もご用意ください。

ダラット旅行者が口をそろえて言うのが、”ダラットは空が高く綺麗な場所であった“。ということ。整備された道路やきれいな街並みを気に入る方も多いです。

ダラットの中心部は、スアンフーン湖を中心に構成されています。ダラットはゆっくりと時間が流れる都市なので、ゆっくりとスアンフーン湖を散歩してみてください。

ダラットへの行き方(飛行機とバス)

飛行機では、ハノイから2時間、ホーチミンから1時間の距離にあり、ベトナム全国から飛行機が飛んでおります。バスは南部のホーチミンから8時間、港町ニャチャンから3時間、ビーチリゾートムイネーまで4時間かかります。

ダラット郊外にあるリエンクオン空港は、ダラット市内から約35km離れています。ダラット市内と空港を結ぶシャトルバスもあるのでぜひご利用ください！シャトルバスは飛行機に合わせて出発するので、待ち時間なしにシャトルバスを利用することができます。

観光地ダラットの魅力とは

観光地の魅力を語るキーワードは、フランス建築、自然、少数民族です。ダラットにある30以上の観光地の中から少し観光地を紹介します。

初めに紹介するのは、”フランス建築”です。ダラットには、多くのフランス建築があります。ダラット大教会やダラット駅が観光地であるフランス建築で有名です。ベトナムの中でもフランス統治時代の建物の名残りが一番残された場所です。いまのホテルやオフィスなどもフランス統治時代に作られた建物をリフォームしてそのまま使っている場所も多いです。

ダラット大教会は、別名にわとり教会とも呼ばれています。教会の一番の上には鶏の像があっており、多くの観光客や地元の方に人気な教会です。キリスト教徒でもなくても、写真を撮りに教会に行ってみてはいかがでしょうか。

こちらはダラット駅です。多くの自然に囲まれた中にぽつんと駅があります。ダラット駅からはリンフックお寺までの7kmのみ観光列車で行くことができます。構内には、蒸気機関車が展示されており、一緒に写真を撮ることができます。

次に紹介するのは、”自然“のキーワードの観光で登れるランビアン山です。

ランビアン山の頂上は、2,175mあります。ジープで登山道を登り、1,800mまで登ることができ、広大な景色を楽しむことができます。また、ランビアン山の麓には、少数民族のコホ族が住んでおり、少数民族が作った刺繍なども購入することができます。

最後に紹介するのは、”少数民族の文化”です。ベトナムには大多数を占めるキン族に対して、別の言語や歴史を持ち、独自の文化を維持している少数民族が53民族存在します。そのうち、ラムドン省には42民族がいると言われており、その中でもコホ族が一番有名な山間民族となります。

こちらの動画は、ダラットの少数民族の文化保存のイベントで行われたショーです。少数民族コホ族のダンサーが民族衣装をきて、ダンスをしてくれました。土曜日と日曜日18時から21時半までコホ族のショーがダラットナイトマーケットで行われています。貴重なショーなので、週末ダラットに来られる方はぜひお見逃しなく！

ダラットのお土産

ダラットのお土産は、いちご製品やアーティチョーク製品などが有名です。アーティチョークは、ベトナム全国をみてもダラットが一番有名な食材になります。

アーティチョークをお茶にして飲む文化はダラットの特徴です。アーティチョークの効果として、肌のくすみやシミに効く美容効果があります。他にはヨーロッパ地方では、フランス料理やイタリア料理の野菜として使用されることが多いです。

ダラットのいちご狩り

他にもダラットはいちごが有名でイチゴ狩りやイチゴジャムなどが有名です。日系会社もあり、日本語でいちご狩りを説明してくれる農園もあります。いちごがとれることからイチゴジャムなどもお土産に人気の商品になっています。

ダラット名物

ダラットには、ストリートフード中心の名物料理と多国籍料理が有名です。ストリートフードは、ネムヌーンというライスペーパーやお鍋バジル鶏鍋と言った色んな名物料理があります。多国籍レストランでは、イタリアンやフレンチ、韓国料理にメキシコ料理など色んな料理が展開しています。食に不自由しない旅行を楽しめます！

ダラットの呼び名

ダラットの特徴は、名付けられた名前から読み取れます。花の街、霧の街、松の街、桜の街と名付けられるように多くの花が咲き、その風景や建築物からフランスのパリのようと言われています。また、国内の新婚旅行先でも有名で”恋人たちの聖地“ともいわれています。

〇Thành phố ngàn hoa “千の花の街ダラット”

ダラットの名前で一番有名な名前は、千の花の街です。ダラット市内は一年中多くの花が咲いており、市内を彩っています。他にも千の松の街や桜の街なども同じような名前で呼ばれています。

〇Thành phố sương mù “霧の街ダラット”

ダラットは、1,500mと標高が高いため毎朝、朝もやを見ることができます。山脈の風景と朝もやの様子がなんとも幻想的であり、ベトナムではとても珍しい風景を楽しむことができます。

〇Tiểu Paris “小さなパリ”

最後の名前は、小さなパリです。これはダラットがフランス人によって開拓された避暑地のリゾートが関係しています。フランス建築の立派な建物や広い道路、シンボルの電波塔などベトナムとは思えない景色が広がっています。