在住者による初心者用のベトナム講座 【基本情報と日本人にとって3つの魅力(食事・物価・宿泊)】

在住者による初心者用のベトナム講座 【基本情報と日本人にとって3つの魅力(食事・物価・宿泊)】

みなさん、こんにちわ!

ベトナムのダラットで活動中の青年海外協力隊の三好です。

初ベトナム旅行、情報が溢れすぎていて何を信じたらいいかわからない時がないですか。

ベトナム旅行する前は、事前調査が不可欠ですよね。ベトナムのダラット観光促進部所属している三好がベトナム情報をお届けします。この記事では、ベトナムの基本情報からベトナム旅行に必要な情報を提供していきます。この時期を読むと、ベトナム旅行の概要を把握することができます。

ベトナム基本情報

正式国名

ベトナムの正式国名は、Socialist Republic of Viet Nam (ベトナム社会主義共和国)。ベトナムは、1975年のベトナム戦争終結後、ベトナム社会主義共和国として国を統一しました。世界の5か国しかない社会主義国の1つの国です。

人口と平均年齢

2018年では、ベトナムの平均年齢31歳であり、2019年には約9,621万人となりました。 日本の平均年齢46歳であり、人口は、1億2,000万人です。日本と比較し、ベトナムは平均年齢が15歳若いの特徴です。

首都と民族構成

首都は、ハノイです。民族構成は、キン族(ベト族)約86%、そのほかに53の少数民族が存在しています。ベトナムの一番の経済都市は、ホーチミンです。二番目に、ハノイ、三番目にダナンと続きます。都市には、キン族が生活し、山間部には、少数民族が住んでいるという構図になります。

宗教

約73%無宗教、仏教12%、キリスト教(7%)、カオダイ教5%、その他(イスラム教、ホアハオ教、ヒンドゥー教など)です。仏教は、日本と同じ大乗仏教を信じており、フランス統治時代に、キリスト布教活動が行われ、ベトナムには教会も多く存在します。

ビザ情報

15日間以内の滞在に限りビザ不要です。(入国時にパスポートの残存有効期間が6ヶ月以上必要出国用の航空券の提示が必要となります)観光ビザであれば、1ヶ月用と3ヶ月があり、ベトナム縦断するのであれば、ビザもおすすめです!

日本人にとっての3つの魅力

日本人にとっての3つの魅力に絞って説明していきます。一言でまとめると、距離が近く、物価がやすく、ごはんがおいしいベトナムを紹介します。現在、約80万人の日本人がベトナムを訪れ、仕事や旅行をしています。ベトナムとはどういった国なのでしょうか。

ごはんがおいしい(日本人の口に合う)

vietnam information

出典:http://onomatopelabo.jp/column/column_04.html

ベトナムで最も有名なごはんは、フォーです。米粉から作られた麺となり、のどごしがよく、ツルツルと食べることができます。ベトナムは、米粉からブン、フォー、フーティウといった3種類の麺料理が有名です。

日本と同じ麺文化やお米を主としており、箸を使い、日本と食生活が似ています。味付けも薄い味から、希望で後から入れるやり方となっています。食べながら味を見て追加できるところもいいところですね。

物価が安い(日本の5分の1)

ベトナムの文化は日本よりも安いのが特徴です。食事、移動手段、宿泊の値段を具体的に挙げていきます。ちなみに、ベトナムは、VND(ドン)の通貨を使っています。

1円=200VND(ドン)が基準となります。1,000円=200,000(VND)となります。ドンの桁を0を二桁とって、さらに半分にすることで計算することができます。

【計算式】

200,000VND(二桁とる)

→2,000VND÷2=1,000円

 

食事 

屋台の食事:20,000VND(100円) ~ 80,000VND(400円)

レストランの食事:100,000VND(500円) ~ 200,000VND(1,000円)

屋台の料理は、まさに現地の物価で安いものとなります。しかし、英語が使えなかったり、衛生面が心配という懸念もあります。そういったことが心配な方はレストランで衛星面が安心なところの食事の方がいいかもしれません。

移動手段

バス:6,000VND(30円) ~ 20,000VND(100円)

タクシー:100,000VND(500円) ~ 200,000VND(1,000円)

バスは現地価格ですが、タイムテーブルや行き先がわからないというリスクもあります。メーター付きのタクシーを使うことをおすすめします。15分ほどの乗車で500円、30分ほどの乗車で1,000円がタクシーの相場となります。メーターを使ってくれなかったり、メーターの動きがおかしいときは、乗らないことをおすすめします。

宿泊(特徴:ルームチャージ)

ゲストハウス:200,000VND(1,000円) ~ 400,000VND(2,000円)

ホテル :600,000VND(3,000円) ~ 2,000,000VND(10,000円)

日本語が通じる安いゲストハウスもあるので、バックパッカーや学生さんにはおすすめです。ホテルの一泊の料金は、2星が3,000円程度、4つ星が1万円ほどとなります。人数ではなく、ルームチャージなので、一人旅より二人旅のほうが安くなります。

日本からの移動距離が短い(約5時間から6時間)

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出典:https://www.jtb.co.jp/kaigai_fit/contents/air/vietnam/

現在、ベトナムと日本の直行便は、日本では4都市(成田・名古屋・大阪・福岡)、ベトナムでは、3都市(ハノイ、ダナン、ホーチミン)がそれぞれ直行便があります。日本からダナンまでは、約5時間、ホーチミンとハノイまでは約6時間かかります。ベトナムと日本とつなぐ直通便の航空会社は4つあり、特徴にあわせて使い分けてください!

航空会社(ANAとJAL)

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出典:https://www.traicy.com/posts/20200228145392/ 

日本の航空会社は、ANAとJALがあります。

日系航空のメリットは、二つの会社もフルサービスキャリアであり、サービスもよく、日本語が通じる、日本食が食べれるということがメリットです。

飛行機内での非常事態などがあった場合や助けが欲しいときには、日本語で相談できることが安心できるところです。

デメリットは、値段が10万程度(往復)かかり、コストがかかってしまうことです。アジア旅では、値段を抑えたいという方には、選ばれにくいかもしれません。

航空会社(ベトナム航空とベトジェット)

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出典:https://numero.jp/news-20171228-vietnam-airlines/

ベトナム航空 

ベトナム航空は、ベトナムの国有のフルサービスキャリアです。日本線には、日本語を話すスタッフも乗っている場合もあります。料理は、ベトナム料理がメインです。

メリットは、日本の航空会社と比べて値段が安くなり(往復約5万円~)、ベトナム料理メインで食事を楽しめることです。女性キャビンアテンダントは、全員アオザイを着用しています。

デメリットは、日本の航空会社に比べて、日本語対応が少なくなり、日本食を機内で味わえないときもあることです。日本語吹き替えの映画や日本の映画も多いとは言えません。

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出典:https://www.traicy.com/posts/20191022130293/

ベトジェット

ベトジェットは、ベトナムのLCC(格安航空会社) となります。格安で日本とベトナムの行き来がすることができ、2018年から日本線ができて以降、格安で両国の渡航ができるようになりました。

メリットは、格安(往復約3万円~)で乗れることです。格安なのに直行便で乗れることが最大のメリットになります。

デメリットは、座席が狭く、機内サービスが有料、娯楽用のスクリーンがないことです。値段を考慮し、格安で利用したいという方におすすめです!