ダラットのお土産なら『ダラットワイン』!ベトナムのワイン事情を紹介します!

ダラットのお土産なら『ダラットワイン』!ベトナムのワイン事情を紹介します!

ラドフーズワイナリー

皆さん、こんにちは!

ベトナムのワインを試したいと思いませんか。

ダラットのお土産といえば、ダラットワイン。味が心配という方も多いはずです。ダラット観光促進部に所属し、ダラット在住三好がワイン事情を徹底的に説明します。

この記事では、ダラットワインを始めワイン事情やワイナリーを解説していきます。この記事を読むと、ベトナムのワイン事情を理解でき、あなたにとってお土産ダラットワインがふさわしいかわかります。

お土産ダラットワインとは

ベトナムのワインの代表作であるダラットワインとは、ベトナムのダラットで作られたワインをのことを指します。しかし、ダラットで作られた全てのワインをダラットワインと呼ぶのではなく、マルベリー(桑の実)を入れて作ったワインのことをダラットワインと呼びます。

ダラットは、1,500mの高原地帯にあり、1年中安定して気温が涼しくワイン造りに適切な環境と言われています。ベトナムの他でもないダラットだからこそワイン造りに適していると言われています。

ダラットワインはまずいのか!?

ベトナムの在住者には、

“ダラット行くならダラットワインを美味しくして来い!”

“ダラットワインは有名だけどまずい!”  “ダラットワインは口に合わない”

という意見を複数寄せらました。三好は悲しくもあり、やや納得する部分もありました。(←オイ!!)

ダラットワインははっきり言うと、“薄い”です。それは、桑の実を一緒に入れており、味が薄くなっていることに原因があります。

それでは、薄いだけなのか?

いやそうではないんですっ!

ベトナム料理に合わせてワイン造りをしているのでベトナム料理の魚醤ヌックマムにはすごく合います

 

コラム~ワイン好きのダラットの人々~
職場の縁があり、ダラット政府幹部の家に招かれてたことがありました。そこで頂いたのがダラットワイン!来客用に用意しているとのことでした。他にもチリワインなど輸入されたワインがずらりと並んでいたのでダラットの人は特にワインが好きだなと感じました。

ダラットおすすめのお土産(ダラットのワイン)

ダラットのお土産として、ワインの購入はおすすめです。ワイン好きであれば、ダラットのレストランやワイナリー見学でぜひダラットワインをお楽しみください!

ベトナム在住でベトナムのヌックマムのよく料理に使うという方はお土産にダラットワインをおすすめします。また、ベトナム人宅に招かれる時もお土産としていいのではないでしょうか。

ラドフーズワイナリー
左側がダラットワイン右側がシャトーワイン

1番のおすすめは、ダラットのワイン会社ラドフーズ独自ブランドのシャトーワインやサングリアがおすすめです。実は日本にも輸出しており、日本でも買えますが、ここはぜひダラットに行ったお土産としていかがでしょうか。

ダラット ワイン
地下ワイナリーのシャトーワイン

ダラットのワインの相場は、1本10万ドン(500円)から20万ドン(1,000円)ほどです。

ダラットワインとサングリアは、10万ドン前後 シャトーワインは20万ドン前後です。

シャトーワインは、APEC首脳会議にも提供された名誉あるワインです。

ダラットでワインを買える場所は、ダラット市場やダラットのスーパーマーケットでも買うことができます。ダラット中心の各レストランでもダラットワインを飲むことができます。また、ラドフーズのワインショールームのダラット市内にあるので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

名前:ラドフーズ市内のショールーム

住所:01 Nam Kỳ Khởi  Nghĩa, Phường 1, TP. Đà Lạt.

Website:https://ladofoods.vn/ja/product

ダラットワインの歴史

ベトナムのワインの歴史は120年ほどであり、フランスが植民地時代にブドウ品種のワインが持ち込まれたのがきっかけです。ダラットワインの歴史は、19世紀末からと言われております。その起源は、ダラットに作られた初めのフランス人のワイナリー工場『ラファエロ』です。ここで、ワイン製造の技術がダラットにもちこまれました。

フランスがベトナムから撤退すると、ダラット市があるラムドン省が買い取り、ラムドン省株式会社(LADOFOODS)の株式会社が作られました。ワイン造りはLADOFOODSに受け継がられいまやダラットはワイン産地づくりの街として有名になっています。

ダラットワイン会社紹介

ラムドン省株式会社(LADOFOODS)

ダラット ワイン
ラドフーズのワイン工場の入り口

ベトナムを最大のワイン会社は、ラドフーズです。ラドフーズワインはベトナム最大のワイン会社であり、独自のワインブランドも持っています。ベトナム国内に留まらず、世界各国にベトナムのワインを輸出しています。2016年と2017年度には、APEC首脳会議で独自ブランドの”CHATEAUDALAT(シャトーダラット)”が選ばれ、各国の首脳たちにワインが振舞われました。

ダラット酒合株式会社(DalatBeco)

ダラット ワイン
ダラットベコ会社の入り口

ダラットベコ会社は、ダラットを代表するワインの会社です。2001年の初めに正式に生産と事業を開始し、最初の製品は生ビールのみの事業でした。ダラットの地を活かし、当社は10億ドン(約500万円)を費やして最新の技術と生産ラインに投資し、新しい製品ラインであるダラットベコワインを生産しました。このベコワインはダラットワインの生産及び、外国からのワイン輸入も行っています。

ベトナムの中にあるワイナリー体験

ベトナムには、いくつかワイナリー体験をできる場所があります。ワイナリー体験は文化体験とも呼ぶことができます。ベトナム旅行に来たときは、ベトナムのワイン文化に触れてみませんか。

ダラットの最新のワインセラー(ラドフーズワイナリー)

先ほど紹介したラドフーズのワイナリーを紹介します。ダラット中心部から車で約40分ほど離れているものの、2019年設立のベトナム最大のワイナリーを体験することができます。地下のワイナリー、1階のワインセラー、2階のテイスティングルームなどのベトナムとは思えないほどの充実した設備があります。

テイスティングルームでは、実際にワインを試飲することもできます。未成年の子供やお酒が飲めない方にはスパーリングジュースを提供してくれます。

 

下記のダラットワインのワイナリー見学の記事もご参考にください!

ダラットのワイナリー見学!?ラドフーズ・ワイン工場をレポートします!

 

名前:ラドフーズのワイナリー(Hầm vang Đà Lạt)

住所:Phát Chi, Thành phố Đà Lạt, Lâm Đồng

【2021年5月時点】

入場料:5万ドン(ワイナリー見学と一杯のワイン試飲)

入場料:10万ドン(ワイナリー見学と3杯のワイン試飲)

営業時間:8:30〜16:00 (営業日:火曜日から日曜日)


バーナーヒルズにあるワインセラー(ベトナム初のワインセラー)

ダナンのバーナーヒルズには、1920年代頃にフランス植民地時代、作られた山の中のワイン工場があります。標高1,500mの場所にあり、ロープウェイで山の頂上まで行くことができます。建物は、地下100mほど作られており、地下100mほど深く、常に16〜20℃に保たれているそうです。現在はワインセラーとして使われていませんが、当時のワインセラーの様子やワインを味わうことができます。

名前:バーナーヒルズ

住所:Tuyến cáp treo lên Bà Nà Hills, Hoà Ninh, Hòa Vang, Đà Nẵng,

【2021年5月時点】

入場料:5万ドン(試飲付き)別途バーナーヒルズ入場料(70万ドン)

営業時間:8:00-17:00 (365日営業)

ムイネーワインキャッスル(RD Wine Castle)

ダラット ワイン
ワインキャッスルの外観(引用:ravenalaresort)

ムイネーのワインキャッスルは、2013年に作られました。建物自体が中世ヨーロッパのお城をイメージしています。ワイナリーですが、なぜかアトラクションに入るようにワクワクしながらワインを体験することができます。敷地は広くワイナリーとワインお土産コーナーがあります。地下のワインセラーは、温度と湿度管理が行われており、最高の状態で保存されている様子を見ることができます。

名前:ムイネーワインキャッスル(RD Wine Castle)

住所:Đường Võ Nguyên Giáp, Phú Hài, Thành phố Phan Thiết, Bình Thuận,

【2021年5月時点】

入場料:10万ドン

営業時間:7:30-17:30(365日営業)

最後に

この記事では、おすすめのお土産であるダラットワインの紹介から始まり、他にもワイナリーが体験できる場所を紹介してきました。ベトナムといえばワインが有名と言われる時がくることを切に願っています。ベトナムのワイン文化の着実に発展していますので、ベトナム旅行の際はワイン文化に触れてみてはいかがでしょうか。